みなさんは、自分のお子様に家庭教師をつけようと思ったことはあるでしょうか。学習塾や予備校と違い、家庭教師は自宅という密室空間で1人の人間に教わるという特性もあり、やってくる教師の人間性やお子様との相性も重要になってくるなど、選び方が難しいのです。そもそもどういう場合に家庭教師を利用すれば良いのか、また良い先生についてもらうにはどうすれば良いのか、詳しく解説します。まず、学習塾でなく家庭教師を選んだ方が良いのは、お子様が残念ながら勉強全般について苦手な時です。
どの教科も平均点に達していなかったり、学校の授業についていけなかったり…そういうお子様は、学習塾でも学校同様に勉強についていけない可能性が高く、一人の先生にみっちり勉強のやり方から教えてもらう方が成績上昇の効率は良くなります。そして、良い先生についてもらうには、各種の家庭教師センターなどに申込みをするとき、できる限り細かく要望を出すことです。どんな先生がついても支払う料金は同じなのですから、こちらの要望に可能な限り応えられる先生を選ぶことが大事です。具体的には、その先生のおかげで試験の平均点が20点上がった実績がある、とか、最低でも勤続1年以上でその道一本でご飯を食べているベテランの先生、とか、できるだけ具体的な要望を出しましょう。
先生の性別や年齢、教えるのが得意な科目など、基本的な事項を確認しておくのも大事なことです。細かい要望は敬遠されそう、などの遠慮をする必要はありません。決して安くはない授業料は払って大事なお子様の勉強を見てもらうのだから、しっかり吟味して選ぶことが大切なのです。