京都で家庭教師をしていると、思いの外、前年度までの内容が理解できていない子に当たることが多いのです。学校の教師の力不足もあるかもしれませんが、やはり本人が、わからない部分をそのままにしてしまったことに問題があるというべきでしょう。特に三年生になると、二年までの内容に理解不足があるケースは、受験勉強に深刻な影響を与えることになります。もし、京都などで家庭教師をしていて、二年生までの内容を理解できていない子の指導に当たった場合、どうするべきでしょうか。
京都の家庭教師としては、結論から言えば、「理解できていない部分まで戻って」、勉強を教えることになります。特に英語や数学は、積み重ねが重要な教科です。わからない部分が歯抜けのようになっていると、新しい内容が頭に入ってきません。家庭教師の授業中に、とにかく理解できていない分野まで戻って、一から教えなおすつもりで臨みましょう。
例えば、単元のまとめプリントを作ってあげるとか、二年生までの内容の小テストをくり返すなど、さまざまな対応ができるはずです。また、可能であれば、学校で出されている宿題なども見てあげてください。その内容と、過去の単元を関係づけて教えることもできるでしょう。前年度までの内容が理解できていない子を教えるときには、あらかじめ親に実情を話しておいたほうが賢明です。
その上で、現在の学年の内容に追いつけるように指導するという話をしましょう。そうすれば、親のほうでも協力してくれるはずです。宿題のチェックや、その日の授業の内容を復習させたりなどは、親がしてあげられることです。家庭教師としては、親とも協力して、一日も早く、現在の学年の授業が理解できるように指導してあげてください。